こんにちは、ヨガジェネレーションで、マタニティヨガのプロであるブリスベイビーヨガ協会の担当をしているかめこです。
前回の記事で、コロナ禍での妊婦さんは、メンタルに不調を抱えている方が多いことをご紹介しました。その原因となっているのは、感染についで、「孤立・孤独を感じる」ことでした。妊婦さんがコロナの影響で、病院や公共機関、遠方に住む家族などからのサポートが受けられないというのが、具体的な原因です。
孤立・孤独は、イメージとすると切り離された状態。そんな妊婦さんの姿を、記事を書きながら、リアルに想像しました。そんな中、ブリスベイビーヨガ協会のシニアティーチャー:エマ先生とインスタライブ を行った時に、「繋がる」ことを、マタニティヨガでは大切にしているとおしゃっていたことが心に残りました。
マタニティヨガと言っても、その範囲は広い
体重が増えすぎないように、運動を医師から勧められて、ヨガを始める妊婦さんは多いようです。「ヨガ=運動」と思って、もちろんヨガを始めます。
でも、この記事を読んでいるヨガを比較的長く経験されている方は、ヨガの運動としての効果以外の側面もあることはご存知だと思います。
アーサナ以外にも、呼吸法や瞑想があり、それによって自分の内側に集中しやすく、自分を俯瞰してみることがしやすい状態になります。
その状態が「繋がる」ことになると、エマ先生はお考えです、
妊娠中も忙しい日々を過ごす女性が多い現代。ヨガの時間だけはスローダウンして、自分の内側・お腹の中の赤ちゃんと繋がる時間を過ごして欲しいと考えています。
繋がりを感じるためには、ヨガニードラとリストラティブヨガが有効
エマ先生は、自分の内側・赤ちゃんとの繋がりをヨガを通じて、感じて欲しいとお考えです。それが、「孤独・孤立」を感じることと真逆だと言えます。現代の妊婦さんは、特に意識が外に向きがちです。でも、内側に意識を向けると豊かな繋がりがあるけれど、それを見る方法を知らない方がほとんどなのです。
そこで、ヨガニードラ・リストラティブヨガは非常に有効だとエマ先生は考えています。それは、体からのアプローチがあるので、妊娠をきっかけにヨガを始めた方には最適な方法であるからです。体が緩むと、心も緩み、溜め込んでいた感情が解放できるともおっしゃいます。
これが、メンタルの不調を感じる方が多い妊婦さんに本当に必要とするヨガなのではないかと思います。