「もっと早くヨガに出会っていれば・・・」と思ったことはありますか?

こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。

メンタルの不調を抱えて、ヨガに出会い、ヨガのおかげで復活できた。という方は少なくないようです。そんな方は、「メンタルの不調になる前からヨガをしていれば、もしかして、あんなツラい思いはしなくてもよかったのかもしれない。」と思うかもしれません。

私は大学を卒業した直後にヨガを始めたのですが、ヨガのおかげで、心配性とネガティブ思考が和らいだ(と思っています)ので、大学の時からヨガをしていたら、もっと楽しい大学生活だったのかな?と思うことはあります。

皆さんはいかがでしょうか?

コロナ時代の妊婦さんの約3割はメンタルの不調を抱えている

コロナの影響でメンタルに不調を感じる方は増えています。それは妊婦さんも同じ。

コロナの影響が大きくなって2年以上が経過しました。この2年で妊娠した方は、不安や心配を、より多く感じながら過ごしているはずです。胎児への影響を考えると、「感染したら、どうしよう」という心配は、妊娠していない時期よりも、増して当然と言えます。

そして、感染の懸念だけでなく、様々なサポートが受けられなくなったことも、妊婦さんのメンタルの不調を誘発させたと考えられています。

コロナ前であれば、家族や親戚が、移動をして妊婦さんのサポートをしていたけれど、それが難しくなった。そして、病院や公共施設などで開催されていたヨガクラスが中止になった。

コロナ前に当たり前のように行われていたことが難しくなり、「孤独・孤立」を感じる妊婦さんが激増したようです。

マタニティヨガは、体と心をリラックスさせることができる

ヨガ業界に身を置く人間としては、「もし、マタニティヨガのクラスが通常通りに開催されていれば、メンタルの不調を感じる妊婦さんの割合はこんなに高くならなかったかもしれない。」そう考えてしまいます。

マタニティヨガは、妊娠中の体のマイナートラブル(つわり・腰痛・むくみなど)の予防や軽減ができると同時に、メンタルのケアにも有効だからです。

ブリスベイビーヨガ協会のシニアヨガティーチャーのエマ先生

オーストラリアのバイロンベイを拠点として、世界中に女性のためのヨガを伝えるブリスベイビーヨガ協会。そのシニアヨガティーチャーであるエマ先生は、マタニティヨガのメンタルへの有効性をこのように話されています。

ブリスベイビーヨガ協会のマタニティヨガは、リストラティブヨガやヨガニードラなど、体を とにかくリラックスさせることを重視しています。体がリラックスすると、自然と心もリラックスすることに繋がります。妊娠期は、様々な不安やストレスを感じやすいです。そして、意識がいろいろなところに行きがちです。マタニティヨガで、体と呼吸に意識を集中させることで、今の自分を感じることができます。それがメンタルの癒しを生むのです。

「マタニティヨガをすればよかった」と思う人を減らしませんか?

人と人とを繋げるヨガクラスという場自体にも大きな存在意義があります。

今の妊婦さんとマタニティヨガを俯瞰して見ると、

  • 妊婦さんでメンタルに不調を抱えている方は増えた
  • マタニティヨガは妊婦さんのメンタルケアができる
  • マタニティヨガクラスは減っている

このことは、この2年で確実に起こっているようです。本人は気づいていないと思いますが、ヨガを必要とする人は確実にいます。でも、それを提供する場が本当に少ない。それが現状です。

コロナによって、病院や公共機関が主催するヨガクラスは減りました。しかし、ヨガを伝えるツールとしてオンラインは普及しました。

これは、ヨガインストラクターの方が個人できることが増えたと言ってもいいと思います。

妊婦さんでヨガを必要としている方は、確実にいらっしゃいます。でも、マタニティヨガができる場所が減っている今。ヨガインストラクターのみなさん、マタニティヨガを伝える存在になりませんか?

きっと、それは日本の笑顔を増やすことに繋がります。

■ブリスベイビーヨガ協会「マタニティヨガ指導者養成講座」の詳細はこちら>>