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ハンズオンアジャストは、アートもしくは学習する必要がある言語のようなものです
そう語ってくれたのは、あの美しすぎる太陽礼拝の人とも言われている、ヨーコ・フジワラの師匠、キャシー・ルイーズ先生。言わずと知れた、アジャストのスペシャリストです。今日はキャシー先生が自ら、書いて下さった、アジャストのポイントを3つお伝えしたいと思います!
【ポイント1】まずは生徒を知ること。アジャストメントの第一歩
ハンズオンアジャストメントは「アシスト」とも呼ばれ、生徒を助け、生徒がしようとしていることを強化するために行ないます。
まずは生徒を知ること。これは、どのように生徒の姿勢をアジャストするのかを学ぶための最初の一歩になります。
- どんな生徒なのか?
- 彼らはヨガ初心者なのか?
- 年齢は?
- 定期的にクラスにきてくれている生徒なのか?
- 何か健康上の問題があるか?
これらの質問は、先生が生徒のアジャストをする前に訪ねておくべき質問です。すでにその生徒さんとよい関係を築けていれば、簡単なことかもしれません。しかし、これらの質問が定かでなければ、複雑なアジャストをする前に生徒と知り合うことをお薦めします。
【ポイント2】生徒を見る力を養うこと。見て得る情報の重要性
また、あなたのクラスに来るのが初めての生徒がいる場合は生徒の柔軟性を見ることが必要です。
- どんな運動の経験があるのか?
- 力強いのかそれとも弱いのか?
- 若いのか年配なのか?
- アスリートか全く運動経験がないのか?
こうした質問を直接聞く、もしくは、生徒が自己紹介をしたときに言ったことや、マットの上でどう立ったり座ったりしているか、柔軟性を「見て」も情報を得ることができます。
【ポイント3】自分の自己紹介。生徒を安心させる技術も必要
さらに、自己紹介は忘れずにしましょう。そして、クラスに来てくれたことを歓迎してください。
生徒を安心させて、心地よい状態をつくり、クラスを楽しむ準備を手助けすることは大切です。
教えながらアジャストをするのであれば、クラスでアジャストをすることを生徒に最初に伝えておくことがよいでしょう。
また、もしアジャストをしてほしい生徒は、知らせてほしいと伝えることもできます。今ケガをしている人がいないかを聞くことは忘れずにしましょう。時に、とてもシャイで自分の体のことを伝えることができない生徒もいます。そうした場合は、指導者としてのあなた自身の観察(力)が不可欠です。
生徒との一体感。キャシールイーズのアジャストメント
見て下さい。このアジャスト。
これが実際のキャシー・ルイーズ先生のアジャストの光景です。冒頭で、キャシー先生がアジャストを「アートのようなもの」と表現したのがよくわかりますよね。
2020年2月。キャシー先生がハワイより来日し、このハンズオンアジャストの2日間集中講座を開催して頂きます。ぜひ、この流れるようなアジャストを皆さんも学んでほしいと思います。そして、皆さんとこれから皆さんが出会っていく生徒さんが、この動画のような関係性を築けますように。