モノより思い出
1990年代に、車の宣伝で使われていたこのキャチコピー。ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
こんにちは、ヨガジェネレーションのかめこです。
このキャッチコピーが世の中に流れていたのは、1990年代でした。当時、私はまだ10代でした。20年以上の時が流れても、このキャッチコピーを、ふとした時に思い出します。そして、「体験することって、大切なことだな」としみじみ思うのです。
久しぶりにこの言葉を思い出したのは、佐久間涼子先生の「THE BASIC」東京4期の最終日でした。
運動は貯金はできない。だから、毎日やる。
体の基礎を作るための3ヶ月のプログラム「THE BASIC」は、とにかく自分の体と向き合うプログラムです。2週間に一度、スタジオで涼子先生からシンプルなポーズを、筋肉を緻密に動かしながら行います。参加者の皆さんのそれぞれの体の癖や筋肉の状態を把握した上で、「ここまでできる」という自分の限界を教えてくださいます。
それは、家でやる毎日の宿題のためと言っても過言ではありません。運動は貯金ができない。だから、毎日やることが望ましいのです。
東京4期の皆さんは、粛々と3ヶ月間、宿題を続けました。自分の体と向き合い続けた3ヶ月。この宿題をすることこそが、本質的な体験につながるのだなと、最終日の皆さんの言葉を聞いていて思いました。
3ヶ月、自分の体と向き合ったからこそ出た言葉
最終日は、練習が終わった後に、一人一人が3ヶ月の感想を話す時間がありました。
- 初めて自分の体を向き合えた
- ヨガのアーサナが変わった
- 毎日の生活に練習が自然と組み込まれるようになった
- 起きたらTHE BASICの呼吸をするようになった
- 呼吸が深くなったら安眠できるようになった
3ヶ月、続けたからこそ出てきた言葉ばかりでした。それを嬉しそうに聞いていた涼子先生。涼子先生の、「あくまでも私は体の基礎の作り方を伝えた立場。それを受け取って実践したのは、皆さんです。」という言葉が印象的でした。
プラクティスが続けられたのも、同期の仲間がいてこそ!
東京4期の全てのプログラムが終了した後に、そのままスタジオで、打ち上げも開催されました。コロナになってから、このような機会はなかったので、とっても嬉しかったです。
ここでは、参加者の皆さんが「一人では頑張りきれなかった」と口を揃えてお話しされていました。私はその絆に、ジーンと感動。人って暖かいなと、しみじみ感じたのです。
そして、THE BASICは、涼子先生が参加者一人一人の体の状態を把握して、的確にアドバイスしてくれるというパーソナルトレーニングの要素と、仲間と助け合いながら体を作るという、両方の良さを兼ね備えたプログラムなのだと改めて「いいプログラムだな」と担当スタッフとしての喜びを噛み締めておりました。
涼子先生、東京4期の皆さん、3ヶ月間本当にありがとうございました。またお会いできるのを心より楽しみにしております。
ぜひ、THE BASICのプラクティスを続けてくださいね!