こんにちは!ヨガジェネレーションのべーです。
東京に出てきてはや2ヵ月、なぜか「元モデルです」という人に出会う機会が多いんですが…東京人は皆さん元モデルなんでしょうか?しかし、同じ人間とは思えないくらい顔は小さいし、手足は長いし…。同じ人間なのに、どうしてこんなにも違うのかしら…?と会うたび落ち込みます。(どうしようもないことはわかっているんですよ、私も大人だし)
しかし、そんな矢先に行われた「ハートオブヨガ指導者養成講座」の説明会。ゲストスピーカーの川原朋子先生から聞けたお話はまさに今の私に必要なお話。(私に必要かどうかは関係ないですよね…すいません。)是非、皆さんにもご紹介したい!と思い、さっそくパソコンに向かっています!
ポーズが上手くなることが目的になっていませんか?
「ヨガ」と聞くと、皆さんはどんなことを頭の中で思い浮かべますか?すらっとした美女が綺麗に足を開脚させている写真?それとも出来上がった体で有り得ないようなポーズをしている動画?ヨガを始めたばかりの頃は、そんなポーズに憧れますよね。
特にクラスの時に、「隣の人を見ては、私の前屈はどうしてなかなか前にいかないんだろう…」と頑張ってみたり、「あっ、この人よりは私の足の方が上がっているんじゃない?」と優越感に浸ってみたり…、クラスが終わったあと、あれ?私、人ばっかり見てなかった?という経験があるのではないでしょうか。
呼吸をするためにポーズがある!?
ハートオブヨガ指導者養成講座の説明会では、最初にゲストスピーカーである川原朋子先生のインストラクションで短い時間のハートオブヨガを体験することができます。
ヨガっていうとどうしても、皆ポーズに意識が向きがちだけど、ポーズが上手い、下手ではないの。ポーズは自分が心地良い呼吸をするためにあるものなんですよ
と朋子先生。呼吸は意識しない限り、1人1人、深さもスピードも違いますよね。“心地良い呼吸をする”となるとその差はよりはっきりするのではないでしょうか?ハートオブヨガでは、動きがバラバラになっても、前屈の深さやねじる角度が違っても全く問題ありません。自分が心地良く呼吸できるポーズを見つけることが大切なのです。
もともとヨガはオーダーメイド制だった!?
ちなみに皆さんは、どのようにヨガを学んでいますか?ほとんどの人が、「ヨガクラスに通っている!」とおっしゃるのではないでしょうか?ヨガクラスは大抵グループレッスンですよね。しかし、グループレッスンが行われるようになったのは、ヨガの歴史から見るとごく最近の近現代のこと。もともとヨガは師(グル)が弟子にマンツーマンで伝えられてきたものだったのです。グルが弟子のライフスタイルや性格を見て、その人の個性に合わせたヨガを伝えていくというスタイルだったそう。
ハートオブヨガの「ハート」には「個を大切にする」という意味も含まれています。グループレッスンであったとしても、1人1人の個性を尊重し、その人に合ったヨガスタイルを伝えていくということですね。
ヨガの正解は人の呼吸の数だけあっていい。
「人の数だけヨガがある」ということをハートオブヨガで言い換えるならば「人の呼吸の数だけヨガある」とも言えるのではないでしょうか。つまり、ヨガの正解は人それぞれ違うということ。誰かにとっての正解は、貴方にとっては不正解かもしれないし、貴方にとっての正解が、他の誰かにとっては不正解かもしれません。そう考えるともう、隣の人のポーズと自分のポーズを比べる必要もありませんよね。雑誌や本などの写真の中の人の綺麗なポーズや有り得ない動画のポーズが出来なくても落ち込む必要もありません。貴方のヨガは貴方だけのものなのです。
現在、ヨガジェネレーションでは、J・ブラウン先生によるハートオブヨガ指導者養成講座はもちろん、ハートオブヨガワークショップや今回のゲストスピーカーである川原朋子先生のハートオブヨガのワークショップも定期的に開催しています。自分だけのヨガがしたい!と思ったら是非足を運んでみて下さいね!