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「オデコが広い女性は良いことを考えられる人だよ!」とクリシュナ・グルジ先生に言われて嬉しかったデコッパチざっくです。こんにちは!
家庭や会社で嫌なことがあった時に、皆さんはその出来事に対してどう対応しますか?昔の私は、なんでもはっきりと相手に伝えていましたが、最近は「一旦、自分の中に問題がないか探す。そしてそんなに嫌なことなのか?を自分に問うてみる」ことを心がけています。こうするようになってから、人にストレスを与えることも、自分がストレスを感じることも少なくなったように思います。(周りの人も同じように思っていることを願います!)
今回は、私がヨガの中で一番興味のある分野!ヨガ哲学について1年コースで学べるクリシュナ・グルジ先生による『インド政府公認 ヨガ指導者養成講座:ヨガ哲学コース(1年間)』に潜入してきました!「グルジ先生の名言!」と感じる言葉にたくさん触れることができたので、皆様にシェアさせていただきます!
苦しみの後に得られる幸せは、一時的な幸せ
100円しかお金を持っていない人が、100万円貰えたら嬉しいですよね?
こうやって人はないものが満たされた時に得られる嬉しい気持ちを幸せだと思っている
でも、この幸せの気持ちはずっと続くものではありません
とグルジ先生は教えてくれました。私たちは一時的な幸せを追い求めて「得ては失う」ということを繰り返しているため、いつも満たされているという状態を保つことができないそう。
「一時的な幸せと、永遠の幸せどちらが欲しいですか?」と聞かれた時、多くの人は「永遠の幸せ」と答えると思います。でも、「永遠の幸せとはなに?」と聞かれて答えられる人はほとんどいないのではないでしょうか?ヨガ哲学は、一時的な幸せではなく、”永遠に続く幸せ”を手に入れるための知識を教えてくれます。
夫婦にとって大切なことは、出会った最初の日を忘れないこと
恋人を”好き”という感情は、2年でどこかにいってしまっていませんか?
このグルジ先生の言葉を聞いた多くの受講生が、苦笑いしていました。自身の恋愛経験を顧みた場合、耳が痛いと思える言葉かもしれません。
「初心忘るべからず」という日本のことわざがあるように、ずっと誰かと一緒にいると「許せない!」と思うこともあるかもしれません。でも、“その感情に振り回されて相手を大事にできなくなっているのは、自分の中に問題があるかもしれない”と、自分を見つめ直すことも大切だと教えてくださいました。
1つの良い行いが、他の人にとって10の悪いこととなる場合もある
これは”カルマ”と”カルマヨガ”についての言葉。少し難しい内容ですが、グルジ先生はこんな風に具体例を使って教えてくれました。
小さい子どもの前に蛇が現れて襲いかかろうとしたので、親がその蛇を咄嗟に殺した
これは、良いことですか?悪いことですか?
確かに、子どもを持つ親からしたら良いことと言えるかもしれません、でも、蛇を一つの命として考えた時に、一つの命を殺したことは良いことでしょうか?このように、物事は違った角度から見ると良いことにも悪いことにもなり得る可能性があります。グルジ先生は無意識の行動はすべてにおいて”良いも悪いもない”と教えてくれました。
では、悟りを得た人たちは一体どう行動しているのでしょうか?
自分が行っているすべての行いを「ただ見る」ことがヨガである
悟りを得た人はいつも行動がゆっくりだったと云われています。それは、ただゆっくり行動しているわけではない
一つ一つの行動を意識的に見ながら動いているのです
少し難しい内容になってきましたね。講座内でグルジ先生は色々な表現や例えを使って、ヨガの教えについて分かりやすくお話をしてくださいます。
「ずっと逆立ちしている人がヨガの人ではありませんよ!」というのはグルジ先生が講座内でおっしゃっていたジョークですが、”ヨガのポーズを練習することだけがヨガ”というイメージを持っている人の方が多いのではないでしょうか?もちろんポーズを練習して得られることもたくさんありますが、インドではヨガをしていない人でも、ヨガ哲学を理解して実践している人のことを「あの人はヨギーだね」と表現することもあるそうですよ!