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一言で「ヨガセラピー」と言っても、定義が様々でよくわからないと感じたことはないでしょうか?癒しのためのセラピーなのか、怪我や病気の代替医療としてのヨガのことを言うのか…一体何を学べるのだろう?と思ってらっしゃる方も多いと思います。
そこで、今日はヨガジェネレーションで1年に渡るヨガセラピー指導者養成講座を行っている、クリシュナ・グルジ先生から「クリシュナ・グルジのヨガセラピー」についてお話を伺ってきましたので、皆さんにシェアしたいと思います。
【その1】ヨガセラピーはハタヨガの解剖学
グルジのヨガセラピーは、身体の解剖学だけじゃない。アサナ、プラナヤマ、バンダ、ムドラ。その全ての解剖学
皆さん、解剖学と聞くと、「筋肉や骨の名前を覚え、そしてその使い方や仕組みを学ぶこと」だけを思い浮かべませんか?もちろんそれも大切な解剖学です。しかし、「anatomy」の語源を調べてみると
『anatomyとは、(ana) 相互にあるいは下から上に (tomia) 切るという意味であり、まさに解きわける(剖)と言うことである。』Wikipediaより抜粋
つまり、人体の解剖学以外にも、プラナヤマやバンダ、ムドラにも解剖学は存在するのです。
この解剖学を産前のママやキッズに教えるときにどうすればいいのか、高齢者のときは?という細かいバリエーションを学ぶことができます。
【その2】ヨガ的リラクゼーション、ヨガニードラ
アーユルヴェーダのタイプ別に、ヨガニードラを用いてリラックスする方法が学べる
グルジのヨガセラピーの基礎はインドの伝統医学であるアーユルヴェーダです。アーユルヴェーダでは、ヴァータ(vata)・ピッタ(pitta)・カファ(kapha)などのドーシャという体質別に診断が行われ、それぞれのボディータイプに適したヨガを勧められます。(ドーシャの詳しい記事はこちらから)
それはリラックス方法も同じこと。ヨガニードラのボディースキャンを行う際もドーシャによって誘導方法が異なります。
例えば、ヴァータの人は、ストレスがたまると関節をボキボキ鳴らす人が多いと言われています。そのため、ヨガニードラでは関節を意識させるような誘導方法を行うそう。意識を関節に持っていくことで、関節からリラックスさせていきます。
これは一例ですが、ピッタやカファにもそれぞれ、適した方法があるとグルジはお話してくれました。
【その3】メディテーション(瞑想)のバリエーション
グルジの瞑想は、以前のハプニングから解放される、ヨガ的リフレッシュ。瞑想のバリエーションもたくさんある
とグルジ。瞑想もヨガセラピーのタイプ別に、色々な方法があるそうです。
例えば、ストレス解消には、「エレベーターのような瞑想を誘導するといい」とグルジは言います。下から上へ、また上から下へのチャクラをひとつずつみていく誘導により、頭に溜まっているストレスを、下から排出することができる瞑想があるそうです。また、白い羽が上から落ちてくるのをイメージしながら行う瞑想があったり、グルジのセラピー的な瞑想にはバリエーションが豊富にあります。
【その4】4つのカウンセリング方法
グルジのヨガセラピーでは、4つの切り口からカウンセリング方法が学べる
- フードマネジメント(何を食べるか)
- ライフスタイルマネジメント(毎日の習慣)
- 季節のマネジメント(季節のケア方法)
- サイコロジカルマネジメント(心理面のマネジメント)
この4つの切り口から、アーユルヴェーダのドーシャタイプに従って、マネジメントする方法を学ぶことができます。カウンセリングも立派なヨガ。相手に合ったヨガを届け、ライフスタイルからコーディネートできるヨガインストラクターへと成長することができるのです。
最高のヨガセラピストになるために
最後にグルジはこう言いました。
ハタヨガの知識、カウンセリング知識、遺伝・医学的知識、アーユルヴェーダ。この4つを学んで初めて、『ヨガセラピスト』になれる
と。そして、グルジのヨガセラピー指導者養成講座は、その全てを網羅している講座だ、とおっしゃっていました。
本場インドのヨガセラピーを学び、これからの日本にヨガを広める一流のヨガセラピストになりませんか?
クリシュナ・グルジだからこそ、伝えられるヨガがここにあります。