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こんにちは、あゆゆです!
みなさん、ヨガを始めたきっかけって何ですか?その答えが今の悩みを解決する鍵なんじゃないか…と最近よく思うんです。どういうこと?と思った方は、ぜひ最後まで読んで頂けたら幸いです。
先日、内田かつのり先生の「実践ヨガ解剖学講座<基礎編>:1日集中講座」に潜入して、私が思ったことをシェアしたいと思います!
解剖学と聞いて、誰もが「うーん」と唸ってしまう理由を考えてみた
私は先日、RYT200を修了しました。しかし、正直200時間学んで解剖学を自信もって理解できたとは言えません。共感する方は少なくないと思います。そこで、私の中で一つの疑問が浮かび上がったのです。そもそも、私を含め、なぜ多くの人が解剖学にそこまで苦手意識を持つのだろう?
- 解剖学はハードルが高い
- 範囲が広すぎて覚えられない
- 専門用語など実際現場で使わない言葉が多い
解剖学が苦手な理由として、これらに共感する方は多いのではないでしょうか。講座の冒頭、内田先生は生徒さんに白い紙を渡しました。
今日学びたいこと、何を知りたいのかを書いてみて。
生徒さんの受講目的と講座内容のすり合わせを行っていきます。「解剖学」というと、その知識量は膨大です。そのため、内田先生は分野に分けて講座を行っています。今日何を学びに来たのか、生徒さんの目的とズレはないのか、一人一人とすり合わせを行っていきます。
今後どう指導に活かしたいのかを考える
この講座を受けることによって、今後どう指導に活かせるのか、その結果自分が教えてる生徒にどんな素晴らしい効果が見込めるのかが分かります。
内田先生の講座は、知識の暗記ではなく、体験を通して経験を身に付けていきます。実践的な知識が身につくことで、即現場に活かせるため、リテイクされる方も多くいいらっしゃいます。
目的の設定ができれば、やり方を覚えて実践。講座ではそのやり方をシェアします。実践するのは生徒さん自身。内田先生が徹底的に教えてくれます。
キツネと酸っぱいブドウ
突然ですが、イソップ童話の「キツネと酸っぱいブドウ」という物語をご存知でしょうか?
キツネが木に実った美味しそうなブドウを見つけ、食べようとして跳び上がります。しかし、ブドウは高いところにあり、届きません。キツネは怒りながら「どうせこんなブドウは酸っぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」と食べられなかったことを正当化します。
これを社会心理学においては「認知的不協和」といい、本当は欲しいにも関わらず、努力してもかなわない対象のものを「自分にふさわしくないもの」「自分には価値のないもの」として見なし、諦めの理由として心の平安を得ようとする心理状態のこと。
この心理、誰もが一度は経験があるのではないでしょうか?かく言う私もその一人。RYT200を修了して、解剖学に関してはギリギリの合格点。「別に私はインストラクター志望ではないから…」なんて言い訳をして、その後の学びを深めていません。(あぁ、書きながら恥ずかしくなってきました)
人は誰しも、自分の弱さと向き合うのは辛いものです。できれば目を背けたいし、自分に失望したくないですから。自分と向き合えるのは自分だけなんですけどね。
「好きだから買う」のではなく「買ったから好き」という心理
日常生活において、こんな心境になったことはありませんか?元々そこまで好きではなかったけれど、自分の物になった途端、それを好きになるという心理状態。
認知的不協和において、「好きなもの」という価値に「買う」という意志決定をする心理状態があるとすれば、「買ったから好きになる」という逆説の心理状態も存在するのではないでしょうか。
「自分の選択は間違っていなかった」「これを達成したらきっと私の成長につながる」といったポジティブな解釈を脳内で起こせます。
これは興味になり、学びの一歩となります。ちょっと小難しい話になってしまいましたが、諦める理由を自分で作っているならば、挑戦する理由も自分で作れますよね、というお話です(;・∀・)回りくどくてスミマセン…
ヨガの可能性と共に、生徒さんの可能性も広げたい
内田先生は言います。
代替医療、西洋医学、ヨガ。これらのジャンルがボーダレスになっている。つまり、ヨガの可能性は大きくなっている。
私たちが思っている以上に、ヨガの可能性は広がっています。セラピーや瞑想、哲学、怪我や病気の予防まで。冒頭に話した「あなたがヨガを始めたきっかけ」もこの中のいずれかに含まれていないでしょうか?
見えないものの中に飛び込むことは勇気がいりますが、私は見えないものの中にこそ本質があると思っています。苦手・嫌い・価値がない・必要ないと思っていても、ここであなたが学んだ知識が誰かを救うきっかけになるなら、挑戦してみて損はないのではないでしょうか。
内田先生と担当の亀さんがしっかりヒアリングして一緒に相談にのります。迷っている方は是非、「自分の物になったから好きになる」の心理を思い出してみてくださいね!