キャシールイーズ先生によるアジャストメント集中講座

アメリカでもアジャストの仕方や指導方法は年々変化しています

そう教えてくれたのは、ハワイから来日中のキャシー・ルイーズ先生。長年、ヨガジェネレーションでハンズオンアジャストメント(手を触れるアジャストメント)の講座を開催してくださっています。

今でこそ、来日されると何種類もの講座を開催してくださっているキャシー先生ですが、最初のきっかけはこの「アジャストメント」だったそうです。

アジャストメントの名手、キャシー・ルイーズ

キャシー・ルイーズ先生がハンズオンアジャストメントを教えている様子
「アジャストメント」と聞くと皆さんイメージするのは、先生に身体に触れられ、ポーズを正される、というイメージかもしれませんね。

もちろん、怪我をしそうな生徒さんを前にすれば、ポーズを修正することもあるかもしれません。

しかし本来の目的は実際に生徒さんの体に触れることで、体への意識を生み、その可能性を開くためのお手伝いをすること。

今日はキャシー先生のアジャストメントスキルアップ集中講座にお邪魔し、そのアジャストメントのポイントを伺ってきましたので、皆さんにもシェアしたいと思います!

アジャストをするためには解剖学は必須知識!

キャシールイーズがダウンドッグをアジャストしている。
アジャストメントは、生徒さんに触れる行為。キャシー先生も講座の中で、

解剖学的な体の構造を理解することは大切です。アジャストは行うときに基本は骨に手をおく必要があるからです

とおっしゃっていました。人の骨格を理解し、どこに手を置くべきなのかを的確に捉える必要があるということです。
これは本で勉強できることではありません。実際に、こうやって講座に出て、練習することは実際に人を触る練習する必要があります。

高齢の人は要注意!アジャストは手だけではなく声かけも!

キャシールイーズ先生が生徒さんと手を合わせている
また、クラスにいらっしゃる生徒さんの年齢や様子を見極める必要もあります。

年齢を重ねると、内耳などの感覚器が鈍くなることもあり、バランス感覚が若い人に比べると悪くなります

こういう人には、「ドリスティ(目線)」を必ず伝えてあげること、そして、手だけでなく必ず言葉で声をかけることが必要だと教えてくださいました。これは、年を重ねた人だけでなく、先生がいないと倒れてしまいそうな、生徒さんにも有効です。

ぐらついている人に「足をしっかり踏みしめて」など声掛けをして、支えがないと立っていられないという状態を作らないようにしなければなりません。

必要なのは、1人への声かけだけではない!?生徒にかける言葉は、全員にかける!

キャシー先生がアジャストの講座をしている様子
手で触れるアジャストだけでなく、「バーバル」と呼ばれる声でのコミュニケーションも立派なアジャストです。

キャシー先生は講座の中で、こんなこともおっしゃっていました。

グループクラスであれば、1人に対して言うだけでなく、グループ全体に同じことを言うこともあります

今、自分がアジャストをしている人はもちろんのこと、全員に大切なことはそれをみんなにも共有することで、クラスに一体感が生まれていくそうです。

大切なのはアジャストをする指導者自身の在り方

キャシー・ルイーズ先生によるアジャスト集中講座でサークルになっている様子
そして、生徒へのケアはもちろんのこと、それ以前に大切なのはアジャストをする指導者自身の在り方だ、ともおっしゃっていました。生徒の体に実際に手を触れ、共にアーサナを行う、ハンズオンアジャストは、特に注意が必要です。

指導者が乗り気じゃない、やる気がない、といったエネルギーは必ず相手に伝わります。自分自身を整えておくことはヨガ指導者としての基本だということです。

実際キャシー先生に会うと、日本の皆さんは必ず口を揃えて「先生が明るくてユーモアがあって楽しかった」「先生に元気をもらえました!」「楽しくて心地よかった」などの言葉を残して帰ってくださいます。

海外の先生だと言葉が…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実際には通訳さんがつきますが、キャシー先生を見ていると私も、「講座に言葉なんて関係ないのかもしれない…」とさえ思えてくるのです。(もちろんゼロとは言いません)

これはきっとキャシー先生自身が自分のケアも怠っていない証拠でしょう。クラスに来てくれる皆さんがハッピーな気持ちで帰ってくれるよう努力されているからだと思います。

ぜひ、皆さんも、キャシー先生に会いにきてください。テクニックだけでなく、ヨガ指導者としての在り方、そして何よりヨガの楽しさを教えてくださいます。

1年に1度の貴重な機会。次回の日程を楽しみにしていてくださいね!

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