病気になりにくく疾病の治癒にもつながるファスティング

ヨギー、ヨギーニの中には、食への意識が高く、ベジタリアンやヴィーガンの方も多いと思います。特に注目されているのがファスティング、断食です。

ファスティングの目的は24時間365日働き続けている内臓を休めるためのもの。普段消化時に使用しているエネルギーをデトックスに使う事が出来るため、免疫力が高まり、結果病気になりにくく、疾病の治癒にも繋がります。肌がキレイになり、身体が軽くなると言われるのは、腸がデトックスをおこなった効果です。心が穏やかになった、食べ物に感謝をするようになったなど心にも良い影響が出ています。

ファスティング後は、感覚が鋭くなり味覚はもとより、嗅覚、視覚、聴覚それ以外に11もの感覚が変わるとアーユルヴェーダでは言われています。講座中には味覚のワークが含まれるので感覚の違いを実体験することができ、ファスティング後の自分の感覚の違いや味覚の広がりに驚く事でしょう。

簡単、手軽！最大の効果を実感するには正確な方法を

「食べなければ良い」と思い、自分でファスティングをしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、最大限の効果を実感するには、正確な方法をプロから直に受ける事が大切です。

本講座でご紹介する方法は、準備食〜回復食までを含めて20時間でおこなうもの。ご自身の体質や、体調により、半日～1日断食を選ぶことが出来ます。アーユルヴェーダの視点から考えられているため、事前にドーシャ（体質）チェックをおこないます。水だけのファスティングや、果物・ジュースをとりながらのファスティングなど、体質に合った方法を知り実践します。普段ヨガでポーズをとったり、呼吸を深めたり、身体の内面を観察している方は、更に身体の内側からの声に耳を傾け、心と体の感覚がより研ぎ澄ますことができます。

「我慢できるか心配」という方にも、ファスティング中に食べても良いドライフルーツやナッツをお渡ししますので安心してご参加ください。

講師はシェフの顔を持つアーユルヴェーダセラピスト

講師は、ヨガの専門誌「Yogini」で連載を持ち、アーユルヴェーダセラピストでありながら、イタリアンやフレンチのシェフの顔を持つKazuyaこと冨岡和也。

本講座には、講師による手作りの「準備食」と「回復食」がついていますが、そのメニューは事前に公開していません。その理由は、講師がその日の気候に合わせて考え調理しているため。それだけ食にこだわる講師だからこそのファスティングはただ「食べない」だけのファスティングよりも、食について考え、見直してもらうきっかけになると思います。添加物にまみれた食生活をしている現代では、このように腸を休め、身体と食を見つめ直す月に一度のファスティングは必須かもしれません。

少人数制の講座で、一人一人の体質をしっかり見極め、効果的なファスティングを指導することを大切にしています。