目次
先日、サントーシマ香先生が、東京で開催してくれた産後ヨガワークショップ。90分という、ワークショップとしては短いお時間でしたが、実際にスタジオに来てくれた赤ちゃんたちと一緒に行われたヨガの時間は、画面越しに見ていても楽しそう…!
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
大阪にいて、私は行けなかったのですが、オンラインで見ていても、すごくほっこりする空間。スタジオには赤ちゃんが寝ころんでいられるスペース作りを香先生がしてくれていて、いつものヨガスタジオの雰囲気が一変。保育園みたい(笑)
赤ちゃんがいっぱい!気にせずヨガができる安心空間
もちろん、赤ちゃんが寝転んでいられるスペース作りをしていても、そこに留まっていないのが赤ちゃんたち。いろんなところに動いて、香先生にもしゃぶりついて(笑)
でも、香先生のこんな一言で、ちょっと安心。
スタジオでは、色んなところに赤ちゃんが侵入していくと思うんですが、あんまり気にしなくていいですよ。大変だなって思ったら、私がちょっと介入していくので。あんまり周りを気にせずに、自分の体に集中して、ゆったりとした時間を過ごして頂けたらと思います。
周りに迷惑になったら・・・と思うと、気になって仕方ないという方もいらっしゃるかもしれません。でも、始まる前にこんな一言があると、ほっとしてヨガすることができますよね。
クラス中も何度か
赤ちゃん、泣いたりとかお喋りしても大丈夫ですからね
と声をかけてくれていました。
妊娠中に失われた体幹を取り戻す。産後はまとめて安定させるヨガを
妊娠、出産は女性にとっては大きな体の変化を伴うもの。例えば、腹筋群も妊娠中に大きくなる子宮によって伸長し、伸び切った状態になってしまいます。香先生もクラスの中で
妊娠中っていうのは、子宮の中にいる赤ちゃんが大きくなってきますよね。おなかが大きくなることで、体幹を失ってしまいます。でも、それは赤ちゃんが大きくなるのに大事ですよね。子宮が大きくなりたいのに、腹筋をぎゅっと締めていたら、子宮は大きくなれないですもんね。なので、産後は逆に、少しまとめて安定させてあげる心がけっていうのが、大切になってきます。
クラスの中では、腹筋群と一緒に、骨盤底筋群をまとめていくような動きも。コアの回復に役立つような動きを練習していきました。
ところどころでシャバーサナを。体の力を抜く練習
産後ヨガのクラスでは、ポーズが終わるとしばしばシャバーサナの時間が。
このシャバーサナの時間、終わったあとのアンケートで大好評。
「シャバーサナが多くて、休めた」
「産後初めてちゃんとシャバーサナができました、、!ありがとうございました!」
という声が。香先生が作ってくれた平和な空間で、少しでも安心して休むことができたのなら、こんなに嬉しいことはありません。
積極的に筋肉の緊張を緩める。リラクゼーションタイム
今回は、あんまりヨガをしたことがないっていう方もいますので
ということで、香先生が最後のシャバーサナでは、説明も加えてくれました。
あえて、体の筋肉の緊張を積極的に緩めていくという練習をします。体のどこにも力が入っていない状態です。
産後は、育児という新しいプログラムが自分の中に加わり、つい自分のことは後回しという方も多いはず。こんな風にシャバーサナですべての力を抜く時間は中々ありませんよね。
毎日頑張っている自分の体に、良かったら、【お疲れ様】とねぎらう言葉を1つかけてあげて
そう言われると、体と同時に心もゆるまったのではないでしょうか。毎日中々ゆっくりする時間はないかもしれないですが、たまには、こうやって自分に目を向ける時間を取ってもらえたらいいなと思いました。
そして、こんな時間を自分でも作りたい。
産後のママに向けてのヨガクラスを開催したいと考えている皆さんへ。
香先生の産後ヨガ指導者養成講座が11月から開講となります。産後の女性の体や心というのは、十人十色。自分の体験だけでなく、客観的に学ぶ必要もあります。
個人差があるということを踏まえた上で、産後の女性へ向けたヨガクラスを考えていきませんか?
今回、アンケートやメールへのお返事を読んでいて、こんな場所がもっと増えるといいなあと思いました。皆さまがトレーニングを受けて、そういった場を作っていってくれると嬉しいです。
産後ヨガ指導者養成講座
オンライン|11月6日(水)13日(水)20日(水)