サントーシマ香先生によるムーンサイクルヨガ指導者養成講座2.0

日本人講師
Japanese

サントーシマ香先生のムーンサイクルヨガ2.0

女性のライフステージに合わせたヨガの提案

2017年にヨガジェネレーションで誕生した「ムーンサイクルヨガ」。月の満ち欠けをヒントに、移ろいゆく女性のリズムに寄り添いながら、多くの方に学んでいただいてきました。

そして初開催から8年。ムーンサイクルヨガの考案者であるサントーシマ自身も、各地で活躍する卒業生たちも、それぞれの人生を重ねてきました。


その歩みと呼応するように、「ムーンサイクルヨガ」もまた新たなフェーズへ。このたび開講する 「ムーンサイクルヨガ指導者養成講座 2.0」 は、これまで講座の一部という位置付けであった「更年期とエイジング」に特化した内容。
ミドル世代以降の女性に寄り添うための知識とヨガの実践を、体系的に学べるプログラムへと進化しました。

ライブ12時間+動画教材4時間

本講座は、ライブ講義12時間と動画教材が4時間で構成されています。また、講義のアーカイブは全員に送付させていただきます。講義終了後2週間は視聴できますので、ぜひ復習などにお役立てください。

ムーンサイクルヨガワークショップの香先生

人生の後半をたのしむ。女性のためのヨガ

心と体を守る女性ホルモンが急低下する中で、生じるゆらぎにヨガで何ができるだろうか。人生の折り返しを迎える、大切な時期だからこそ、立ち止まって自分を大切に扱い、健やかさに過ごしたい。年齢を重ねることを楽しんでいきたい。

そんな想いに応える、新しい学びの場です。

指導者としてスキルを磨きたい方にも、女性として自分自身のステージをより豊かに味わいたい方にもおすすめの講座です。

生まれてから旅立つその日まで、人は変化を重ねていきます。

10代に始まった月経は、からだにいのちを育む可能性を開き、20–30代の暮らしを支えてくれました。

40代半ば〜50代前半の更年期は、春夏秋冬にたとえるなら夏(ピッタ)から秋(ヴァータ)への移ろい。

役割を終えつつあるホルモンの変化は、からだや気持ちの揺らぎとして感じられます。

不安や不具合が気になるときは、近くの産婦人科や更年期外来で相談し、必要に応じて検査や治療の助けを借りることが第一の選択。そのうえで、この自然なことでもあるホルモンの移行期をやさしくならす補完療法として、ヨガを日常に取り入れていく―

それが本講座のテーマです。ムーンサイクルヨガ2.0は、予防的な「動き」(骨・筋・関節のための荷重と支持)と、神経系を落ち着かせる「静けさ」(呼吸・リラクゼーション・短い瞑想)を深く理解し、バランスよく学ぶインストラクター養成講座。

受講後は、このミドルエイジ以降の女性たちに向けて、無理のない強度で、安心して続けられるクラスが、現場でそのまま使える形で提供できるようになります。

サントーシマ香先生のムーンサイクルヨガ2.0

将来への健康貯金。ヨガで作る「これから」

ムーンサイクルヨガ2.0では、ミドル世代以降の女性を対象に、ヨガ哲学・アーユルヴェーダ・現代の科学的知見を組み合わせた、セルフケアにも活かせるヨガの実践と学びをお届けします。クラスは以下の6つのテーマを柱に構成されます。

1. 自律神経のしなやかさを育む

年齢とともに変化していく自律神経の働き。横隔膜を使ったスローな鼻呼吸や、やさしいリズム運動、アーサナの強度調整を通じて、心地よい体をめざします。

2. 心地よい休息と眠りをサポート

加齢と共に睡眠ホルモンが減少することもあり、眠りが浅くなることも多い世代。睡眠の質に関わるヨガの研究知見や、クラスで取り入れられるアプローチ例を紹介。リラクゼーションを促すシャヴァーサナでの声がけも学びます。

3. 気分の安定とストレスケア

感情の揺れやストレスには、女性ホルモンの変化も影響します。自分にとって、ちょうどいい塩梅でヨガを行うことは気分の安定をサポートし、ヨガ的な生命観にも触れることで、私=肉体年齢という概念を拡大します。

4. 骨・関節・筋肉をやさしく育む

関節のこわばりや骨の健康への関心が高まる世代に向けて、ヨガのアーサナを通じて関節の可動性を保つ工夫を学びます。また、年を重ねると、筋肉は使わない分だけ衰えるため、段階的に負荷を調整する方法や、筋肉と代謝・認知機能との関わりについても触れます。あわせて、安全第一でヨガを続けるための配慮についても確認します。

5. 姿勢と骨盤底のサポート

クラスでは骨盤底を意識した呼吸エクササイズを取り入れ、体を土台から支える感覚を養います。負荷を調整したバランスポーズや体幹エクササイズを取り入れることで、姿勢が整い、歩行の安定にもつながります。

6. アーユルヴェーダ視点の理解とセルフケア

エイジングに関わるヴァータ・ドーシャ(風)の特徴を理解し、日常生活での調え方やヨガを通じてヴァータをケアする方法を学びます。メンタルケアにも役立つアーユルヴェーダの哲学を知ることで、わたしの中に生きる、何にも問題がない「わたし」に再会しましょう。

ムーンサイクルヨガのクラス風景

何歳になっても、ヨガは私たちを支えてくれます。

ヨガのいいところは、年を重ねても続けられること。ポーズ練習が健康にいいのは言わずもがな。呼吸や瞑想も味わい深いもの。

人生経験を重ねて心が成長してたからこそ、シンプルなポーズの良さを深く味わうことができたりもします。

本講座では、クラスに導入しやすいヨガの実践法を主軸に持ちながら、睡眠・食事・ライフスタイルといった暮らしを見つめる視点も共有します。変化の多いミドルエイジ世代以降の女性を支え、寄り添うための実用的な知恵と実践を、共に学んでみませんか。